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  • 2011.10.14 Friday
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黄砂

唇が乾く

優しくない風

苦い黄昏は

やがて闇に変わる


引き返してもカラカラと

鈴の音みたいに耳に残る

たぶん季節二つぶんは

思い出して眠れないかも


でも不思議なことにね

忘れてゆくんだよきっと

三つ目の季節には

新しく風が吹いて

唇が湿り気を求める

砂混じりの街角


責める人もいないけど

讃えられることもない

弱さとは限らないけど

強さとも言えないよね


少しだけざらついたまま

季節が過ぎてゆく

自分という街角で

たぶんまだ迷いながら

朝の風に耳をすませる

忘れてしまった音があることを

思い出してもかまわないように

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  • 2011.10.14 Friday
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  • 08:34
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