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  • 2011.10.14 Friday
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大切

隣で寝息をたてている


安らかな愛情のカタマリ


手を握れば握り返し


髪を撫でれば眉が動く



無くして困らないものなんか


手に入れたつもりはないから


どんな瞬間のどんな感情も


ひとつずつを大切にしたい



手を広げて


できれば半歩でもステップして


届く範囲の全てに


感謝と


信頼と


夢を


その真ん中に


僕と君がいるんだ


水溜まりと虹


別れの歌や哀しみの歌を

歌う季節が過ぎ去っていく

変わったのは僕の中かな?

誰かの眼に映る僕かな?


外側の僕は半年前と

変わってないって言われたよさっき

それとも本当はこんな風に

思い詰める意味も無かったのかな


でも夕立がウソみたいに晴れても

水溜まりと虹が

「なかったこと」にはさせてくれない

笑い話になるのは

もう少し後の季節


出会いの歌や喜びの歌を

歌う季節を…

くず

罰を受ける




永遠の罰を




傷つけて




裏切って




押し黙って




弄んで




疑って




守れなくて




誰の目にも確かに




人として間違って




自分のものは失わずに




大事なもの失わせた






今の僕には資格がないから



笑ったり怒ったり




人に聴かせる歌がない




でも目の前にある




大切なものを守るのが




胸を張るただ一つ






だから笑う




だから歌う




資格なんかなくても




表現してみせる




“ごめんね”っていう言葉の




証明をするために




そんなんじゃない


例えば“イイ女”なんて

世の中にゃいっぱいいる

例えば“優しい女”も

探してみりゃすぐ当たる


例えばカワイイ女

綺麗な女

ワイルド

エロ

上手い

素敵

美味い

楽しい

カッコいい

夢みたい

etc…etc…



そんなんじゃないな


彼女は


“愛すべき女”


カッコ悪くて

カワイクもない

優しくもないし

不器用だし

自信もないし

嘘も下手だし


だけど“愛すべき女”

ほっといてって

言われたって

知ったこっちゃない

勝手に惚れた

愛すべき女


夢なんかじゃないから

厄介なんだろ?