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  • 2011.10.14 Friday
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霧雨

ほんの少し頬に感じるくらいの

水しぶきに似た雨粒のように

心地好い冷たさを引き連れて

いつも君に降り注いでいたい


傷つけることも暖めることもできない僕は

北風にも太陽にもなれないだろう

通り雨のような激しさもない

ただひたすらに

君に寄り添う

雨粒のように

頬を撫でる


そしていつのまにか

太陽(別の誰か)にかきけされるだろう


こっそりと虹を描きながら